「漫才で覚える日本語」の授業を行いました。
ビジネスデザイン学科の1年生が漫才に挑戦です!
本日、吉本興業所属のお笑い芸人「フランポネ」を講師に迎え、当校の留学生に向けて「漫才で覚える日本語」の授業をして頂きました。
「フランポネ」は日本人のマヌーさんとスイス人のシラちゃん夫婦のお笑いコンビ。
このコンビ、日本で唯一フランス語で漫才ができるということで、フランス語と日本語両方で漫才を見せてくれました。
生で見る漫才に学生も興味津々。
「ボケ」と「ツッコミ」で成り立つ日本のお笑いを理解します。
漫才の登場の仕方、終わらせ方、この独特な型も見て覚えます。
まずは学生同士でコンビを組んで、コンビ名をつけて発表してみます。
コンビ名のつけ方は?
2人の国の名前や、外見の特徴、好きな事・嫌いな事などを組み合わせて面白い名前ができました!
コンビ名そのものが「ボケ」になっていることも…!レベルが高いです。
※ネタの実演中、一時的にマスクを外していますが、十分な感染予防をして授業を行っています。
次に、いくつかの漫才の見本を紹介してもらい、実際に見本通りに発表をします。
さすがのビジネスデザイン学科の学生は普段の授業でもたくさん発表する機会がありますので皆、堂々と元気よく実演してくれました!
漫才には演技力も活かされるのですね。
もう「ボケ」と「ツッコミ」について、どうすれば笑いが生まれるか理解できた学生たち。
いよいよオリジナルの漫才を作って、披露します!
留学生として、日本語の言い間違いや勘違いを面白くネタにしていきます。
真剣にコンビでネタ作りの打ち合わせ。
「韓国(かんこく)」と「監獄(かんごく)」の言い間違い
「勇気(ゆうき)」と「雪(ゆき)」の言い間違い
「報・連・相(ほう・れん・そう)」と「ほうれん草」の勘違い
「赤(あか)」と「バカ」の勘違い
それをストーリーにして、「ちがうでしょ!」と突っ込んでいくことで笑いが生まれます。
着目点がとても面白かったですし、コミカルな動きも合わせて、さらに大きな笑いに!
最後に留学生へのメッセージとして、「漫才という日本の文化を母国語でもアレンジすることで、ぜひ母国にも広めてほしい」ということ、また
「日本語を間違うことがあっても、それをボケに転換すれば、楽しい笑いに変わる」というポジティブな発想を伝えてくれました。
日本のお笑いのを学ぶことは、日本の文化を理解すること。
普段から笑いの絶えない元気な学生たちですが、さらに日本を深く理解し素敵な笑顔が溢れました。
フランポネさん、一緒に漫才を教えてくれたゆみさん、歌で盛り上げてくれたヘンリーイシイさん、ありがとうございました。
中央情報専門学校では様々なアクティブラーニングの機会を学生に提供していきます。